2007-01-01から1年間の記事一覧

最悪な1日

今日は朝のテレビのうらないで1位。 何かいいことあるかな。 夜帰ると、電話が鳴る。 電話を取ると、パソコンの修理の件。 最悪ACアダプター買い直す程度と思い、 話してみると、ACアダプターだけでなくハードもいかれてるとのことで、 修理代5万8千…

三浦義陳の外出5

三浦義陳の外出についてのつづき。 今回は9月の4回の外出のうち後半2回分。 9月19日 非番。 西川屋五郎と一緒に神明社の祭礼で神明前に行く。 神明社で上野弥五郎も合流する。 神明社は祭礼のため大にぎわいで、女相撲を見物してから印籠、根付なども…

砂糖壺のアリ

パソコンの調子わるくなり修理に出す。 1年の保証期間が終わったらこの始末。 タイマーしこまれてるのかしら。 ぼろいパソコンに最低限のデータ移して書くものの、 あまり画像で重くなると、 このパソコンやばいので、しばらく更新がとどこおるかも。 本日…

三浦義陳の外出4

三浦義陳の外出についてのつづき。 今回は9月の4回の外出のうち前半2回分。 9月7日 非番。 御先弓の与左衛門を召し連れて外出。 恵美須屋に行き、晒二疋、染帷子二つを注文し、中立小立三反購入する。 そのうち晒一疋については、京都に送り染め直しす…

読了

氏家幹人 江戸の女の底力 読了。江戸の女の底力 大奥随筆作者: 氏家幹人出版社/メーカー: 世界文化社発売日: 2004/10/20メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る

読了

川本三郎 今日はお墓参り 読了。 今日はお墓参り作者: 川本三郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1999/01/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (11件) を見る

三浦義陳の外出3

今回は義陳の文章が少し長いので、8月22日の外出のみを紹介する。 8月22日 松平薩摩守様(鹿児島藩主島津重年)への使者を命じられる。 昼時過ぎに御屋敷を出る。 薩摩守様からは、来月13日に家督相続祝いとして能を行うにあたり、 先般屋形様(伊達…

三浦義陳の外出2

寛延3年6、7月の義陳の外出を下に抜き書き。 6月16日 渡部源太夫、相原猪左衛門と外出。 浅草観音に参詣。帰りに少し雨に逢う。 帰りに浅草見付の辺りで長男豊八郎の脇差を一腰購入。100疋。 さらに柄束小を4匁5分で購入。 これは横山町二丁目森…

三浦義陳の外出1

勤番武士の外出は規制されていたが、 では実際に外出した際にはどのような行動をとっていたのか。 寛延3年の宇和島藩士三浦義陳の例をざっと紹介する。 今回は4月と5月の外出について。 4月14日 明番。 午前11時頃から外出。 同道した藩士は、井関作…

勤番武士の外出規制

宇和島藩士三浦義陳の寛延3年の江戸での仕事ぶりを以前紹介したが、 その間に宇和島藩主村候と佐賀藩鍋嶋家のお姫様護姫との 婚礼があったこともあり、 かなり多忙な日々を送っていたことが明らかになった。 では、宇和島藩邸から外出する機会はどの程度あ…

絵の楽しみ方

子どもの時分、絵草紙や錦画が好きだった内藤鳴雪。 絵には見る以外の楽しみ方があったことも書き記している。 私は絵を見て楽しむ外に、 またその画を模写することが好きだった。 小学校で図画を教える今時と違って、 当時は大人でも大抵はどんな簡単な物の…

大量入荷

大村彦次郎 時代小説盛衰史 中野三敏 写楽―江戸人としての実像 (中公新書)読了。 今日は仕事で松山へ。 仕事が終わってから図書館へ寄り、 借りていた本を返し、以下の本を借り出す。 中野三敏 江戸狂者傳 江戸狂者傳作者: 中野三敏出版社/メーカー: 中央公…

おんな子どもの…

三浦家が土産として用いた錦絵や草双紙は、 父が江戸常府の松山藩士であった俳人内藤鳴雪の鳴雪自叙伝 (岩波文庫)にも登場する。 鳴雪のこの記述により、武士の家族のうち どのような層がこれらを喜んで受け入れていたのかが分かる。 私は子供の時一番楽しみ…

本の虫

中野三敏 江戸文化評判記―雅俗融和の世界 (中公新書) 読了。 とにかくおもしろかった。 伝統文化の雅と新興文化の俗の両面から 江戸時代の捉え方を説いた「巻ノ一 江戸的文化」は無論おもしろかったが、 どちらかというと余談めいた「巻ノ六和本礼賛」の本の…

帯の土産

お土産にしつこくこだわると、 手紙に出てくる帯にしても、 妻の久美から古いものを江戸紫に染め直すようにオーダーが出ていた模様。 江戸紫は江戸時代に流行した色の一つで、 歌舞伎の「助六」が締めている鉢巻きの色としても知られる。 紫は高貴な身分を表…

三枚雪駄の土産

江戸勤番武士も読んだ草双紙。 ちょうど読みかけていた 中野三敏 江戸文化評判記―雅俗融和の世界 (中公新書)に、 『甲子夜話』の著者として知られる平戸藩主松浦静山も 草双紙を集めていたという記述が見つかった。 部屋住み時代からの趣味らしく、 「此主伊…

草双紙の土産

前回は江戸からの土産として錦絵を取り上げたが、 他にも江戸らしい土産の話しが書かれた手紙が宇和島藩士三浦家文書の中にある。 文政5年10月5日付の江戸詰め中の7代当主義信が、 宇和島で留守宅を守る妻久美に宛てて出した手紙である。 その一部を下…

錦絵の土産

普段、家では朝日新聞をとっているが、 今日新聞受けを開けてみると、間違って日本経済新聞が入っていた。 現在の日本経済への関心が皆無なので、悲しいことに、 折角新聞があっても読むところがほとんどないのだが、 文化面はさすが充実していて読み応えが…

三浦義信の馬術

義信が馬術に優れていたことを物語る資料として、 文政6年2月22日付の宇和島で留守を預かる妻の久美から、 江戸の義信に宛てた手紙がある。 この手紙は正月17日に出された義信の手紙を受け取って書かれたもので、 義信の手紙には御供中に起こった火事…

お供のスキル

前回まで 宇和島藩主伊達藩主村候と佐賀藩鍋嶋家の護姫の結婚前後の 三浦義陳の仕事振りを見てみたが、 この時期の義陳は通常の仕事以外にも、 いろいろな家に使者に出たり、 村候の御供をしたりと、 かなり多忙な日々を過ごしていたことが分かる。 別に江戸…

三浦義陳の江戸暮らし11

寛延3年12月11日のつづき。 宇和島藩主村候は、午前11時頃に御供を連れて、 護姫の兄、佐賀藩主鍋島宗教のもとを訪問する。 騎馬供1人、御供頭1人、御膳番4人、 表方は義陳も含め2人、御駕籠役3人、 それ以外に御歩行衆はいつも通りの人数での外…

三浦義陳の江戸暮らし10

寛延3年12月11日。 この日は幕府老中の御対客日。 宇和島藩主村候は老中を訪ねまわる。 そのため、朝早く午前4時過ぎにはお供する藩士が集まり、 まず館林藩主で幕府老中の松平右近将監(松平武元)を訪問。 午前5時頃には終わる。 この日は村候以外…

三浦義陳の江戸暮らし9

黒岩比左子 『食道楽』の人 村井弦斎 読了。 明治のベストセラー作家で、 現在では忘れられつつあった 村井弦斎の実像がたくさんの資料により見事によみがえっています。 これも弦斎の長女米子がたくさんの資料を管理しつづけ、 それが神奈川県近代文学館と…

三浦義陳の江戸暮らし8

久しぶりに 宇和島藩士三浦家文書より義陳の江戸での仕事ぶりを紹介する。 12月7日、 宇和島藩主伊達村候と佐賀藩鍋嶋家のお姫様護姫の婚礼当日。 夜明けから午前8時頃にかけてだんだんとお客様が集まってきた。 午前6時頃には護姫の御輿は佐賀藩邸を出…

咀嚼力

今日も仕事で松山に出張。 午前中にひと仕事、そして午後からもうひと仕事。 仕事を終わってから、新刊書店へ。 樽見博 三度のメシより古本! 新書375三度のメシより古本! (平凡社新書)作者: 樽見博出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/05/10メディア: 新書…

バーコードとは?

今日は仕事で松山に出張。 仕事が終わってから本屋めぐり。 新古書店で、 日垣隆 売文生活 売文生活 (ちくま新書)作者: 日垣隆出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/03/08メディア: 新書購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (65件) を見る池谷伊…

ゆっくりと再開

随分、間があいてしまいました。 その間に親戚の結婚式で東京に行って本を買いあさったり、 異動で本店勤務になる人が出たり、 そして、大きな仕事の波に洗われたりもして、 まったく心のゆとりをなくしていました。 今度こそ絶体絶命アウトかと思った仕事も…

本屋との相性

松山で仕事。 仕事を終えてから、 ふと思い立って、ある古本屋に寄ってみました。 その古本屋とは相性がわるいのか 行くといつも閉まっていましたが、 今日は行った時間が好かったのがちゃんと開いてました。 はじめて見る本棚はなんだか新鮮。 結構欲しい本…

江戸の読書熱

新聞広告をみて、これは即買いだろうと思って インターネットで注文した本が届きました。鈴木俊幸 江戸の読書熱江戸の読書熱―自学する読者と書籍流通 (平凡社選書 227)作者: 鈴木俊幸出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/02/01メディア: 単行本購入: 2人 ク…

束の間の飲み会

忙しかった仕事の合間をぬって、 昨日は一区切りついた仕事の打ち上げ。 来年もこのメンバーで仕事ができればいいのですが、 予断を許さぬ状況。 職場から一人去り、二人去り。 ゆくも地獄、とどまるも地獄。 あまり遠くを見つめるといやになってくるので、 …