2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

宇和島藩の謎の絵巻

黒岩比佐子さんの歴史のかげにグルメあり (文春新書)を読んでいて、 ふと思い出した資料があります。 最初の登場人物、ペリーのところで、 ペリーが伝統的な本膳料理が苦手だったことが記されていますが、 ペリーの軍艦内での食事のことを ぼやっと考えてい…

砥部の武道館

娘を送って、砥部町の武道館まで。 ここで練習だそうです。 といっても、柔道でも剣道でもないのですが… この武道館、立派な近代化遺産といった建物。 以前砥部を歩いた時にも目がとまったのですが、 今日はじめて中に入ると、 天井のデザインも凝ったもので…

アーネスト・サトウと宇和島藩

黒岩比佐子 歴史のかげにグルメあり (文春新書) 読了。幕末から明治末期までの半世紀。 西洋化が進み、日本が大きく変わった事件を、 饗応のメニューから読み解こうというたくらみ。 伝統的な本膳料理に不満をいだいたペリー提督から、 肉や魚への欲求が絶て…

日本一長い日記

佐野眞一 枢密院議長の日記 (講談社現代新書) 読了。 この本のもとになる日記を書いた主は倉富勇三郎。 といっても、現在その名前を知る人は少ないでしょう。 実は私も初めて知りました。 倉富は嘉永6(1853)年に久留米藩の漢学者の家に生まれ、 東大法学部の…

束の間

仕事に追いまくられています。 いろいろな締め切りが重なり、 その合間をぬって、泊まりがけの調査。 心に余裕がありません。 今日も休みですが、職場に出て原稿執筆。 ようやく先月末締め切りのものを全部仕上げて、一安心。 でも、その後にも次々締め切り…