2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大洲藩医鎌田家の新史料

待ちわびていた東京古典会の『古典籍展観大入札会目録』が届いた。なぜ待っていたかというと、先に送られてきていた注目出品物の小冊子に、「杉田玄白他書状貼交幅」とあり、それが鎌田玄台他宛と記されていたから。鎌田玄台といっても、ほとんどの人は知ら…

宮本常一2冊

今日は調べもので松山へ。 図書館で以下の本を借用。宮本常一とあるいた昭和の日本6 宮本常一とあるいた昭和の日本〈6〉中国四国3 (あるくみるきく双書)作者: 田村善次郎,宮本千晴出版社/メーカー: 農山漁村文化協会発売日: 2011/02メディア: 単行本この商…

名古屋の底力

東京出張のお供本は、青木健『江戸尾張文人交流録』であった。江戸尾張文人交流録 ―芭蕉・宣長・馬琴・北斎・一九― (ゆまに学芸選書ULULA3)作者: 青木健出版社/メーカー: ゆまに書房発売日: 2011/09/08メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブ…

体調を崩す

昨日、4日間の東京での研修を終えて帰宅。東京に行くまでの仕事の疲れ、研修のストレス、そして帰りのモノレール、飛行機、鉄道のたちの悪いゆれにすっかりやられてしまい、体調を崩す。帰ってみると、憂鬱な手紙も1通。一段と気分がしずむ。頭痛、倦怠感…

ドラマの復習

関川夏央 四季、最後の八年 読了子規、最後の八年作者: 関川夏央出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/04/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (11件) を見る子規が病床につく明治28年から明治35年の死まで、最後の8年間を…

大名屋敷の食事

このブログでも何度か三浦家文書から宇和島藩士の江戸屋敷での食事を紹介したが、記録からは特別な日(ハレの日)の食事は浮かび上がるが、日常の食事知ることはなかなか難しい。そんななか、9月21日の読売新聞に発掘成果による大名屋敷の食事の様相が紹…