2015-01-01から1年間の記事一覧

今年読んだもの

いつの間にやら年末。慣れない仕事で悪戦苦闘の一年だった。おそらくこの状況は少なくともあと一年は続く。とりあえず今年が終わるので、最近読んだ本だけメモしておく。借りた本を忘れないように記録だけはしていたが、5冊借りても実際読むことができたの…

相変わらず

月〜金はまじめに勤務。いろいろな仕事が立て込んでいて、夏休みをとる日がなかなか見つからない。土、日だけはきっちり休み、精神の安定をはかるのみ。いつものように図書館で借りた本が分からなくならないようにメモ。河内将芳 祇園祭と戦国京都 祗園祭と…

休日なのか

昨日は休みなのに、出勤するはめに。今の部署に移って、できるだけ職場にいる時間を減らして、自分の時間をつくろうと思っていたのに、仕事の全体量が多すぎ。いやいや働く。今日は遅めの起床。今度は家で前の部署に関係した書類づくり。これは休日なのか。…

借り歩く

昨日、鑑定団のテレビみてたら、西条藩初代藩主松平頼純愛用の鋏が登場。古い包紙には「源性院様御爪切 弐本」とあり、残念ながら2行目が画像が小さく読めない。将軍家→紀州徳川家→西条藩松平家と伝来した駿府御分物の一つか。400万の値段がついたが、他…

描かれた戦国の京都

京都文化博物館で展覧会「京を描く−洛中洛外図の時代−」を見てから、洛中洛外図の時代的な変遷を大まかにつかみたいと思って読書。描かれた戦国の京都―洛中洛外図屏風を読む作者: 小島道裕出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2009/09/01メディア: 単行本 ク…

行き当たりばったり

今日から連休に突入。昨日の晩は飲み会だったので、朝起きるのが少し遅くなる。あわてて西予市宇和に向けて出発。これは遊びではなく、極めて実務的な内容のため。それを済ませると、午後からの時間がぽっかりあく。どこに行くか、家人とさんざん話して、行…

少しアレンジ

週の真ん中のポツンとした休み。お昼は家人につきあって晩ご飯の買い物。今晩はタコ飯。夕方、市の図書館に出かける。東京読書―少々造園的心情によるでチェックした本がそのままあるわけではないので、参考にしながら、ない本は同じ作者の別の本にさしかえた…

東京読書

昨日読み終えたのは、東京読書―少々造園的心情による作者: 坂崎重盛出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2008/01/31メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (16件) を見る新旧取り混ぜながら100冊ぐらいの江戸東京本が紹介されていて…

連休前のある一日

連休前の土曜日。今日は体のメンテナンスのために鍼を受けに外出。鍼灸院に行くには、郊外電車、市内電車と乗り継がなければならない。その間に読書がはかどり、持っていた1冊を読み終えてしまう。そうなると、手持ち無沙汰で、鍼が終わってから市内電車で…

『日本映画 隠れた名作』

日本映画 隠れた名作 - 昭和30年代前後 (中公選書)作者: 川本三郎,筒井清忠出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/07/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る本書は、川本三郎、筒井清忠による対談集。昭和30年代前後の映画館に日常的に…

「桃山時代の狩野派」

昨日よく歩いたので、ゆっくり朝起きて、電車で再び京都へ移動。バスには既に長蛇の列が。後ろに並んでいたおじさんが、列を整理していたバス会社の人に、「今日は何かあるんですか?」。その答え「毎日これぐらい並んでますよ」。でも、バス会社の人の見立…

「医は意なり」、「京を描く」

昨年、仕事の内容ががらっと変わって、県外に出ることがめっきり減ってしまった。気持ちも後ろ向きの一年だったが、2年目は無理してでも遊んでやろうと、休みをとって京都へ。異動で松山に来ていいのは、今の家が空港に近いこと。家人に空港に送ってもらっ…

まぼろしの著作

山口昌男 エノケンと菊谷栄 読了。エノケンと菊谷栄作者: 山口昌男出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2015/01/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る本書の企画が最初に筑摩書房に出されたのが、1983年。きっかけは、NHKFMラジオに出…

二つの図書館

午後から本を返却するため、市の図書館に行く。松山市には、県立と市立の二つの図書館がある。県立はどちらかというと専門書、市立は一般書という住み分けがあるため、二つの図書館をうまく組み合わせると、大概の本を手にすることができる。市の図書館は2…

民俗学のこれまでとこれから

福田アジオ 民俗学のこれまでとこれから のうち、興味のあった「図像資料と民俗学」の章を読了。民俗学のこれまでとこれから作者: 福田アジオ出版社/メーカー: 岩田書院発売日: 2014/11メディア: 単行本この商品を含むブログを見る福田氏は最近の民俗学が、…

松山札所まわり

遍路のことを調べている来客があり、自動車で一緒に札所をまわる。よく考えると、松山の札所は石手寺ぐらいしか行ったことがなかった。午前 中に52番太山寺、53番円明寺に行き、午後からはリクエストに応えるため、松山を離れて久万高原町の44番大宝寺…

下村為山展

松山に引っ越してから、いろいろな展覧会には足を運びやすくなった。道後には2週間に1回程度、鍼治療に出かけているので、なかでも子規記念博物館に立ち寄る機会が増えてきた。見るのはあくまでも企画展。子規博の企画展示室は小さいので、物足りないとい…

自己中心の文学

昨年春の異動により、宇和から松山に引っ越した。仕事の内容も大きく変わり、心の余裕も失っていた。状況は今もあまり変わらないが、細々と書いていきたい。読んでいた青木正美 自己中心の文学からメモ。自己中心の文学―日記が語る明治・大正・昭和作者: 青…