2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

旅順と南京

一ノ瀬俊也 旅順と南京 読了。日中五十年戦争の起源 旅順と南京 (文春新書)作者: 一ノ瀬俊也出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/11/20メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (4件) を見る 明治27(1894)年に起こった日清戦争を、 昭和12(193…

ある出版社の設立趣意書

現在読んでいる青柳いづみこ 青柳瑞穂の生涯 真贋のあわいに (平凡社ライブラリー) に引用されている 「第一書房設立の趣意」をメモ。 今日の出版界を見ますと、 極めて少数の摯実な人を除きました外は、 多く邪道に陥って概ね俗流に阿り過ぎていはしまいか…

随筆のセレクション

昨日の晩は新年会。 気のあった仲間と松山で飲みました。 すきやき食べて、二次会には沖縄料理の居酒屋に行って、 泡盛もたくさん飲んで満喫しました。 今日は図書館で調べもの。 読みたい本はたくさんあれど、 迷いに迷って以下の5冊を借用。 青柳いづみ子…

読み継ぐ

あのころ、こんな暮らしがあった 昭和恋々 (文春文庫)から 夏彦の影法師―手帳50冊の置土産へと、 山本夏彦に関する本を読み継ぎました。 なんとなくとっつきにくい苦手な感じがしていましたが、 二つの本を読んで少し身近な著者となってきました。 正月実家…

遠山の金さんの刺青

幕末の毒舌家こと、貧乏旗本の大谷木醇堂。 彼の情報収集はすごかったらしく、 ホント、ウソは問わずたくさんの情報をもっていたよう。 野口武彦氏の本には、 醇堂は時代劇で有名な江戸南町奉行遠山左衛門尉こと、 遠山の金さんについても記しています。 遠…

将軍徳川家定の奇癖

大河ドラマ篤姫の初回見てみました。 大河ドラマ見なくなって久しいのですが、 家族が見ていたのでなんとなくながめていました。 まだ始まったばかりで、何も言うこともありませんが、 登場人物の中で、堺雅人さんが演じている徳川家定について気になりまし…

勢溜とびったれ餅

今日は愛媛に帰る日。 まずは別府に向けて出発。 途中道の駅しんよしとみ遺跡前で、 昼食のお弁当とお土産のお菓子を買いました。 それは帰省した時のいつもの行動。 お土産のお菓子は、中津の桃屋甚兵衛の勢溜(せいだまる)。 勢溜は中津ボーロとも言って…

いのちのたびから昭和展へ

年末から昨日までは動くこともなく、食べ過ぎました。 体重計にのる度に500gずつぐらい増えていきます。 もとに戻るでしょうか? そこで少しでも歩こうと、家族一同で 八幡のスペースワールドなどが近くにある いのちのたび博物館を見学に行くことにしま…

江戸の教育力

昨年紹介した山本博文の江戸人のこころ (角川選書)には、 江戸の人々の手紙を書く能力の高さが示されていましたが、 高橋敏の江戸の教育力 (ちくま新書)は、 江戸時代の知的能力の裾野に目が向けられています。 高橋氏は昨年、国定忠治を男にした女侠 菊池徳…