東京読書

昨日読み終えたのは、

東京読書―少々造園的心情による

東京読書―少々造園的心情による

新旧取り混ぜながら100冊ぐらいの江戸東京本が紹介されていて、このジャンル好きとしてはうれしい一冊。前の本を受けつつ、次の本へと進んでいくので、本の世界がつながっていく。隅田川、武蔵野、江戸の地下など、東京の多様な姿が浮かび上がる。既に読んだ本あり、もっているけど未読の本もある。未読の本を取り出してパラパラめくりたくなる。

とりあえず気になった本だけ下にメモ。
槌田満文編 明治東京歳時記(青蛙房
夢野久作全集2 街頭から見た新東京の裏面他
鈴木理生 江戸の川・東京の川
雑喉潤 浅草六区はいつもモダンだった
馬場孤蝶 明治の東京
泥絵で見る大名屋敷
冨田均 乱歩「東京地図」

ゴールデンウィークが来るとはいえ、限られた時間。読みたい本はいろいろあっても、せいぜい1、2冊読めたらいい方だろう。本なんかいくらでも読めると思っていた頃が懐かしい。