木村哲也 「忘れられた日本人」の舞台を旅する----宮本常一の軌跡 
より短いこの言葉をメモ。


村のよき指導者でありながら、
少しの私利私欲もなく、
自慢したり誇ったりするところがない。


これは宮本常一忘れられた日本人 (岩波文庫)に登場する
篤農家、田中梅治翁を評した部分。
『忘れられた日本人』に登場する人は、みなそういう人物だったらしい。
言葉だけの「美しい日本」を解く人はいるが、
こういう人がたくさん生きている国こそ「美しい日本」と思うが、如何。
自分の日々のふるまいも振り返り、しばし反省。