なかなか帰りつかない

今日は移動日。電車やフェリーを乗り継いで、長崎から帰る。九州横断の旅なり。駅前のビルでお土産を物色。ここにも仕事で出張する度に訪れたので、好みの物は既に買ったことがあって、選びようがない。結局はいつもの松翁軒のカステラ。家族の要望により、大きなサイズを購入。

電車に乗り、あとはひた走る。博多で乗り換え、車中で好物のかしわめしゲット。

大学時代に、帰省していた両親の家から、東京の大学に戻る新幹線に乗る時に、必ず買っていた駅弁。あるとつい買ってしまう。

別府駅で降り、タクシーで八幡浜行きのフェリー乗り場へ。港に着くと、いつもは鈴なりの客待ちタクシーが1台もない。タクシーの運転手もめずらしいねえとのこと。何も思わずフェリーターミナルに入ると、蛍光灯が消えていて中が暗い。やな予感を感じつつ、チケット売場に行くと、乗るはずだった船がドック入りして休航とのこと。売店の女性から、車は予約とる人が多いのでわかるけど、そうでない人は気づかずに来てしまう人が結構いるそう。臼杵港に行って、臼杵八幡浜航路に乗るのが正解でした。フェリーターミナルで無為に2時間半を過ごす。おまけに気温だんだん下がってきて。ベンチで、洗濯物がつまったビニール袋を枕に寝て、時間をやり過ごす。

ようやく船に乗り、さらに爆睡。午後7時半に八幡浜到着。長い旅であった。旅行中、与那原恵首里城の坂道を読み進める。いよいよ沖縄戦が始まる。鎌倉が保存に尽力してきた首里城が危ない。