愛媛人、買いの本

今日は仕事が休みだが、ある会合で松山へ。会合の合間には昼食とビールが饗される。終わると、ちょっとほろ酔い気分で街に繰り出す。といっても行くのはいつものジュンク堂書店。欲しい本をチェックして、そのうち2冊を購入。

藤田達生 秀吉と海賊大名

秀吉と海賊大名 - 海から見た戦国終焉 (中公新書)

秀吉と海賊大名 - 海から見た戦国終焉 (中公新書)

畑中章宏 柳田国男今和次郎

柳田国男と今和次郎 (平凡社新書)

柳田国男と今和次郎 (平凡社新書)

秀吉と海賊大名は、ジュンク堂松山店の新書ランキングで堂々の3位。よく売れているみたいで、新書棚に面出しされている最後の1冊だった。著者の藤田達生氏は愛媛県出身。本には近年とりわけ盛んになったといわれる伊予の中世史研究の成果が盛り込まれている。マイナーな弱小大名というレッテルを貼られてきた伊予の河野氏が、村上水軍を家臣団として束ねる「瀬戸内海における代表的な海賊大名」として主人公になっているので、愛媛人としてはこれは買いでしょう。

柳田国男今和次郎は、現在東京のパナソニック汐留ミュージアムで開催中の今和次郎採集講義展にとても行けそうにないので、その代わりとして買い求める。

帰りのバスの中で秀吉と海賊大名を読むうちに、いつの間にか景色は見慣れた風景に。