兜−もののふの美意識−

ゴールデンウィーク中の数少ない休日。
家でごろごろしていようと思っていたのに、
家族のどこか連れて行け攻撃を受ける。
そこで高知方面に出かけることに。


途中の道は車がやや多め。
須崎東から南国間は高速道路を使ったが、
乗り慣れていない人も多いせいか低速道路になってしまう。
予想外に時間をくいつつも、
ようやく高知県立歴史民俗資料館に到着。
特別展の「兜−もののふの美意識−」を観覧。


鎌倉時代から江戸時代にかけての兜の名品が100点勢揃い。
これでもかこれでもかと兜が並んでいる。
鎌倉時代の兜は武骨で、すきがない感じ。
あとの時代ほど、おかしな変わり兜も増えてくる。
白髪の老人のズラのような兜や、
坊主頭の血管がリアルに浮き出たような兜まで。
これをかぶって戦うのは何とも不思議。
おもしろい兜が多く、
意外に家族にうけていたので、
少しほっとする。
その後、赤岡町の絵金蔵まで足をのばす予定が、
時間がなくなりカット。
家族のリクエストで、高知の商店街へ繰り出す。
家族は雑貨屋めぐり、私は本屋めぐり。
古本屋の最も充実してそうな1軒が見つけだせない。
それでもある1軒で1冊だけ購入。


木村陽二郎 江戸期のナチュラリスト

江戸期のナチュラリスト (朝日選書)

江戸期のナチュラリスト (朝日選書)


そういえば、
高知県立文学館は大町桂月展を開催中。
ちょっと行ってみたかったが、
渋すぎて家族とはいけねえ。