お大尽さま

今日は娘に一日付き合う日。
出かけようとすると、家人の父も同行してくれるとのこと。
お大尽一人ゲットして、心強い。
まずは映画ということで、
宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」が封切られたばかりですが、
きっと多いだろうと思って、
新宿武蔵野館で上映中の長崎俊一監督「西の魔女が死んだ」の方に。
http://nishimajo.com/h_index.html
娘は実は「西の魔女」の後に上映予定の「きみの友だち」が観たかったそうですが、
日程が合わなくて「西の魔女」を観ることに。
でも、「西の魔女」は読書感想文書くために、
かなり原作を読み込んで、彼女なりのイメージがあったみたい。
すぐに映画の世界に入れたようで、前のめりになって観ていました。


それから江戸川橋に出て、昼食の場所を探します。
このエリアは休みの日に開いている店がなかなか見つかりません。
お目当ての印刷博物館に向かっていく間で
ようやく老舗のうなぎ屋を発見。
お大尽さまがいないと、とても入れない店でした。
行ったのは はし本というお店。
http://www.unagidaisuki.com/hashimoto.html
注文してうなぎが出るまで約30分。
その間に一つ一つ丁寧に仕上げられたという感じで、
しみじみとおいしいうなぎでした。


うなぎ屋さんを出たら、
時間がないので急いで印刷博物館へ。
夏休み体験教室「クイズに答えて、本を作ろう!」に参加。
クイズ簡単なものもありますが、
なかなか難しいものもあって、なぜかどこも親が問題解いているような気が…
他の親御さんと相談したりして。
クイズを解いたら活版印刷で表紙、裏表紙を刷って、
そのクイズの解答用紙を製本しようという趣向。
自分の名前の活字を拾ったりして楽しそう。
印刷機にはトッパンOBと思われる方々が、
補助していただき、スムーズに終了。
でも、クイズと印刷作業がばらばらという感もあり、
この二つをやって、子どもたちの印刷への理解が進んだのかどうか、
やや疑問。
ただ、活版印刷機を子どもで扱える場所など、
なかなかないでしょうから、
こうした専門館はなくならないで欲しいと思いました。


最後、池袋のジュンク堂書店
手に入りにくい地方出版から1冊購入。
半田和彦 秋田藩の武士社会

秋田藩の武士社会

秋田藩の武士社会