本芳我家住宅5〜釘隠〜

そして、今日も本芳我家住宅のつづき。
前回修理工事により、
2階に6つの座敷を配する間取りになったと記しましたが、
そのそれぞれの部屋は、
桃の間、梅の間、松の間、竹の間、亀の間、鶴の間
と呼ばれています。
これは各部屋の長押(なげし)の釘隠のデザインから
名付けられています。
例えば下は竹の間の釘隠。

こちらは鶴の間の釘隠。

釘隠一つとっても、さすが本芳我家。おしゃれです。