本芳我家住宅1

本日は休日。
新聞で内子の町並保存地区にある
重要文化財本芳我家の修理工事が完了し、
予約制で一般公開という記事を見て、
急遽連絡。
なんとかすべりこみで、
家人と一緒に見学に。


駐車場から町並みを歩いていると、
右手に修理工事を終えた本芳我家が見えてきます。

手前に入母屋造りの主屋、
奥に切妻造りで背の高い二階建ての土蔵があります。


主屋を正面からみると、こんな感じ。

土蔵には、
今回の修理工事の様子や、
修理工事で新たに分かったことについて、
展示がされていました。
本芳我家の主屋は、
晒蝋の伊予式箱晒法の考案者である
三代目弥三衛(やざえ)によって建築。
これまで言い伝えによって、
明治17年建築とされていたものが、
修理工事の際、主屋一階の敷居を止める
引独鈷(ひきどっこ)に明治22年の墨書が発見され、
同年建築と考えられるようになったそう。
他にも修理工事の解体調査で
新たないろいろなことが分かったようで、
とてもおもしろそうです。