今日は休日の最後の日。
午前中マッサージに行ったぐらいで、
あとの時間は11日連続勤務の反動か、
本を読みふける。
向井透史さんの早稲田古本屋日録

早稲田古本屋日録

早稲田古本屋日録

を読みおえました。
いろいろな古本屋さんが書いた文章読みましたが、
向井さんの文章は他の古本屋さんの文章にないテイストがあります。
この本に挟まれている別冊の栞に
堀切直人さんが書かれている「短編小説風の味わい」
というのがぴったりなような。
以前一度だけ向井さんのお店、
古書現世に行ったことがあります。
初めて入るお店だったので、
少し緊張して入ろうとすると、
なかから大柄な方が出てきて、
表の均一台の本を直し始めたのでした。
本棚にはおもしろそうな本がいろいろあって、
買う本を絞りきれず、
店の中をうろうろとさまよいました。
ようやく3冊ほどに絞り込んだそのなかに、
当時とても欲しかった
庄野潤三さんの文学交友録
文学交友録 (新潮文庫)

文学交友録 (新潮文庫)

があったことを覚えています。
地方にいるとなかなか行くことができませんが、
古本現世はまた行ってみたいと思わせる古本屋さんでした。