昨日のつづき。
明和7年12月15日に
再び火事にみまわれた宇和島藩士三浦家。
それからしばらくした明和9年3月になり、
宇和島藩が三浦家の屋敷地の割り替えを言ってきます。
屋敷をどう建て直すか思案に暮れていた義陳、
その話しを聞くとつい愚痴がでます。
でも藩に対してそんなこと公然といえません。
それではどうするかというと、
そのグチグチした気持ちを紙に書き付けて発散するのみ。
(誰です、おまえのブログにそっくりと言ってるのは)
題して、
「此度自分屋敷之内御用ニ付御割替被仰付迷惑至極ニ付愚意」。
意味は、
今回自分の屋敷が宇和島藩に割り替えを命じられたので
自分の意見(愚痴)を書き記しておく、
てなことになります。