ストイックな美しさ

一の重です。
今日から仕事。
朝の気温は氷点下3度。
朝から戦意喪失します。
仕事に対する内外からのバッシングが強く、
ますます戦意喪失。
そういえば昨日ホリエモンが捕まりました。
ホリエモンに関連して、
川本三郎さんの
時代劇ここにありの次のような一節が心にひっかかりました。


侍の世界は不自由である。
しきたり、礼儀、倫理、
そして身分社会の決まりでがんじがらめになっている。
下級の武士は、上からの命令に絶対に従わなければならない。
ましてや藩命とあれば、
意に添わない命令であっても受け入れるしかない。
この武士社会の不自由さ、窮屈さが、
逆に侍の生きる姿を、禁欲的に美しく見せてくれる。
“なんでもあり”の現代の人間が、
欲望をあらわにすることで、
ストイックな美しさを失ってゆくのと対照的になっている。


堀江貴文にこの言葉を投げかけてみたい気もしますが、
おそらく彼にとっては理解不能でしょう。
ストイックな美しさ、今の世の中では死語のように思います。
でも、私は武士社会にも似た不自由な現代社会を、
それを求めつつ生きていこうと思います。
といいながら、武士のように人間ができていないので、
ついつい怒りを爆発させてしまうのですが…


昨日の続きを書くつもりでしたが、
仕事がいっぱいで今日は書くことができませんでした。
火事という困難に三浦家がどのように立ち向かったのか、
このことはまた明日以降書いていきます。