行きたかった展覧会

この間入ったお店では、早くもクリスマスソングが次々にかかっていた。年をとるにつれて、1年があっという間に過ぎていく。子どもの頃は何をやろうかあれこれ考えていたのに、今は何をあきらめようかと思ってしまう。おそらくもう半分以上の人生は過ごしているのだろう。残された時間でやれることは限られている。あれもこれもとやりたいことは多いが、もう絞らないといけない時期に来ている。

そんな心境になると、どうしてもいろいろなことに消極的になりがち。この冬もいろいろと面白そうな展覧会がやっているが、 どれも遠方でなかなか行くことができない。この年末年始は家人の実家である埼玉で過ごす予定であるが、休館日やらなりやらで、どうもうまくいかない。


キオクのために行きたかった展覧会のいくつかをメモしておこう。


「風景の記録−写真資料を考える−」
国立歴史民俗博物館
2011年11月8日(火)〜2012年1月15日(日)


今和次郎 採集講義
青森県立美術館
2011年11月8日(火)〜12月11日(日)


今和次郎
パナソニック電工汐留ミュージアム
2012年1月14日(土)〜3月25日(日)


ウルトラマン・アート!
茨城県近代美術館
2011年11月3日(木)〜2012年1月15日(日)


紙で祝う・紙で愛でる〜干支飾り・ひな人形〜
紙の博物館
2011年12月10日(土)〜2012年3月4日(日)


森永のお菓子箱 エンゼルからの贈り物
たばこと塩の博物館
2011年11月3日(木)〜2012年1月9日(日)


日米開戦70年 水木しげるの戦争と新聞報道
日本新聞博物館
2011年11月5日(土)〜12月25日(日)


自分の興味関心からして一番観たかったのは、国立歴史民俗博物館の展示であるが、お国の機関だけに年末年始の休館が12月26日(月)〜1月4日(水)とべらぼうに長い。観るためには年開け勤務をかなりばっくれないといけない。やれやれ。