戦国武将伝

休日を利用して宇和島へ。
高速道路の工事の影響なのか、道が大混雑。
普段は30分なのに、今日は1時間弱はかかった。
宇和島に来た目当ては、宇和島市立伊達博物館。
戦国武将伝を観覧。
今回注目なのは、京都大徳寺総見院所蔵の重要文化財「木像織田信長像」。
大徳寺山内の総見院は秀吉が信長の菩提をとむらうために建立した寺で、
信長木像は1周忌のために製作されたものと考えられている。
束帯姿の座像は迫力満点。
勿論美化はされているのだろうが、
信長という歴史的人物を身近に感じられる資料である。
また、重要文化財の「豊臣秀吉画像」も公開。
秀吉の死後その遺訓を偲んだ側近・富田一白(伊勢安濃津城主)が描かせたもので
秀吉を威風堂々とした体に見せるとために、顔や手の部分を小さく表現しているという。
伊達博物館の創立35周年を飾る展覧会だけあって、
駐車場もほぼいっぱい。
伊達博物館は宇和島藩伊達家の資料の展示が基本であるが、
このように他機関の資料と組み合わせての展示が増えると、
展示の幅が広がりそう。