見当たらず

今日は松山方面へ出張。
バスの乗り換え時間を利用して、
松山の大きい本屋二軒を急いでまわる。
目指すは坪内祐三の新刊2冊。
坪内祐三 大阪おもい

大阪おもい

大阪おもい

坪内祐三 四百字十一枚
四百字十一枚

四百字十一枚

中身を見て、そのうちの1冊は買って帰ろうと思うものの、
どちらの本屋にも見当たらず。何故?
自宅の近くの本屋には入らない本なので、
期待してきたものの見事カラブリ。
それにしても、都会に住んでいる方々のブログ読むと、
毎日のように本屋に通っていて、ホントうらやましい。
田舎者はインターネットでしか本が買えないのか。


それでも本屋は行ってみるもので、
事前に情報を知らなかった面白そうな本がいろいろ見つかる。
その中の2冊を購入。
高橋敏 国定忠治を男にした女侠 菊池徳の一生

国定忠治を男にした女侠 菊池徳の一生 (朝日選書 832)

国定忠治を男にした女侠 菊池徳の一生 (朝日選書 832)

赤瀬川原平 戦後腹ぺこのシャッター音 高橋氏のものは、国定忠治を書いた一連の本の完結編。
これまで国定忠治の脇役だった菊池徳を主役に、
忠治を脇役に反転させて書かれている。
菊池徳という自立した女性の生涯をたどることで、
これまでの封建的道徳に縛られたという
江戸時代の女性へのイメージは大きく変わるのでは?
それほどこの菊池徳の生き様はすごい。
腹ぺこの横には岩波写真文庫の復刊が並んでいたが、
そこまでは買えないな。


夜は松山の友人と飲み屋へ。
仕事のグチ大会になったが、
最後にはエールの交換をして解散