とても見にいけないと思っていた藤田嗣治展、
広島県立美術館まで来たので、思い立って見にいくことに。
堪能しました。
以前ブログに書いた藤田が監督した
映画「風俗日本 子供篇」も見ることができました。
途中でてくる理髪店の絵看板がなんともいい感じ。
昭和初期の松山の繁華街大街道の絵葉書にも、
なんとも味がある絵看板がたくさん見えますが、
それにとてもよく似た雰囲気でした。


見終わってから広島の町をぶらぶら。
どこに行こうとも思わず、
繁華街の方に向かって適当に歩いていたところ、
古本屋発見。
帰ってから、野村宏平 ミステリーファンのための古書店ガイド (光文社文庫)で調べてみると、
八丁堀通りのアーケード街内にあるアカデミイ書店金座街本店だったのでしょう。
野村さんの本には、
戦前戦後の探偵小説・少年小説・貸本小説など
黒っぽいものも見受けられるとありますが、
確かになかなかの充実ぶり。
最近真っ当な古本屋に行ってなかったので、
タガがはずれたのか、大量に買ってしまいました。


酒井寛 花森安治の仕事
川本三郎 今ひとたびの戦後日本映画 (中公文庫) 
桂米朝 落語と私 (文春文庫)
古今亭志ん生 びんぼう自慢 (志ん生文庫 (6))
矢野誠一 落語讀本
宮脇俊三 失われた鉄道を求めて (文春文庫)
石光真清 誰のために―石光真清の手記 4 (中公文庫 (い16-4))


落語の本、読み始めたいと思っていたので、
手ごろかなと思えるところ買ってみました。
読む暇があるといいのですが…