新聞を切り抜く

一の重です。
今日も出勤。
よく考えると、しばらく出勤が続きます。


ところで、
朝日新聞朝刊に連載コラムのコーナーがあります。
この連載、いろいろな人が書いていますが、
最近特に印象に残ったのは、
矢野誠一さんの昔の芸人を書いたものと、
小沢信男さんの俳句を書いたもの。
そして、今週からは
大村彦次郎さんの文士がいる風景が始まっています。
これまで取り上げられた文士は
宮地嘉六、水守亀之助、稲垣足穂久生十蘭小山清
世間的にはあまり知られていない文学者が多く取り上げられています。
短いコラムなので、書いていた小説の紹介などはほとんどありません。
でも、どういう人物だったのかうかがえる
エピソードが紙面にちりばめられ、
それぞれの文士の姿が浮かび上がってきます。


紹介されている文士のうち、
小山清については、最近講談社文芸文庫から
日日の麭・風貌 小山清作品集

日日の麺麭・風貌 (講談社文芸文庫)

日日の麺麭・風貌 (講談社文芸文庫)

が刊行されています。
また、
大村彦次郎さんは
時代小説盛衰記が
時代小説盛衰史

時代小説盛衰史

刊行されたばかり。
この本は先日松山の本屋で見ました。
最初の数ページ読んだだけでも面白そうでしたが、
あまりの分厚さに買いませんでした。
身のまわりにある積ん読本が少しかたづいたら、
どちらも読んでみたいと思います。