伊予市ぶらり旅

先日ちょっとした用事で伊予市へ行った。伊予の郡中には古い商家が建ち並んでいる。愛媛の雰囲気のある昔街の一つである。近くに大きなショッピングセンターができているので、商店街が寂れているのではと思っていたが、案外昔ながらのお店が営業を続けていてうれしい。

そんな中の一軒。地元客が集う大衆食堂で昼食。

配達も行っているように店先にはバイクが。12時よりも少し早く入ったのに既に満席。常連さんの一人客が多い。でもお客の回転ははやいので、すぐに席につくことができた。冬なので鍋焼きうどんを注文。

おっと、松山と一緒でかわいらしいアルミ鍋のなべ焼うどん。甘く味がついた揚げに、なると、カマボコ、ねぎ、にんじんが入っている。お出しは体にやさしそうな薄味。めちゃくちゃうまいわけではないのですが、また食べたくなりそうな。脇のお水入れたコップ。写真だとわかりにくいが、目盛りが入っている。もしかして、ワンカップの転用?こういうの好き。常連の方を見ると、ソバを頼んでいる人が多いので、今度はそちらも食べてみたい。

食後、海に向かい散歩する。途中新しそうで、古そうな銭湯の建物があったりする。

海沿いの五色浜公園の入口はネコだらけ。エサを求めているのか、足下につきまとわれる。自分が通り過ぎた後、自動車が来ても全くよけるそぶりなし。運転手が降りてきて、強制排除。なんとなくのどかな風景。

町に戻ると、大判焼き屋さん発見。家の壁に中途半端にホウロウ看板が残っているのがいい味を出している。そこで大判焼き1個買って、街の交流施設までもっていく。

そこでほうじ茶を飲みながら、大判焼きをほおばる。中のアンコが市販品と違い手づくりなのか、甘すぎないちょうどいい甘さ。老夫婦二人のお店のようだが、末永く続いてほしい。