書評買い

10月19日の朝日新聞読書欄に、赤澤史朗氏の書評で
乾淑子編 戦争のある暮らし

戦争のある暮らし

戦争のある暮らし

が掲載されていました。
この本は国家と戦争が、
日常の生活雑貨やマイナーな視覚メディアの中に、
どのように表現されていたのか描いたもので、
かつての生活を取り巻いていた
思いもかけぬ戦争の姿を、
私たちに伝えてくれると紹介されています。


こんな本が出版されていたこと、全く知りませんでした。
松山の新刊書店に並ぶ本とは到底思いませんので、
インターネットで取り寄せました。
素材としては、
子ども茶碗、日露戦争軍人木像、人形、幻灯、紙芝居、
満州国の年画、中国の連環画、美術、着物
などが取り上げられています。
白黒ではありますが、図版も200点掲載されています。
書評では、地方の本屋には並ばないけど、
面白そうな本が取り上げられると助かります。