一株500万円

以前金生樹(カネノナルキ)の話しを書きましたが、
最近見た「下町風俗資料館號外」(平成18年8月1日号)に興味深い記述が…
金生樹のうち、万年青は明治になっても流行があったようで、
明治5年には1株500円の値が付いたとのこと。
この値段は現在の金額になおすと、なんと500万円。
また、明治15年東京日日新聞には
「厠のそばの万年青が八千五百円」という記事があり、
これは隠岐島の漁村の厠のそばに植えていた万年青を、
後宮津の豪商が8500円で買ったというもの。
こちらはさらにビッグで、約3700万円。
金生樹、明治にまでブームつづいていたんですね。
今でいう株みたいなものでしょうか。