2006-08-09 一株500万円 以前金生樹(カネノナルキ)の話しを書きましたが、 最近見た「下町風俗資料館號外」(平成18年8月1日号)に興味深い記述が… 金生樹のうち、万年青は明治になっても流行があったようで、 明治5年には1株500円の値が付いたとのこと。 この値段は現在の金額になおすと、なんと500万円。 また、明治15年の東京日日新聞には 「厠のそばの万年青が八千五百円」という記事があり、 これは隠岐島の漁村の厠のそばに植えていた万年青を、 丹後宮津の豪商が8500円で買ったというもの。 こちらはさらにビッグで、約3700万円。 金生樹、明治にまでブームつづいていたんですね。 今でいう株みたいなものでしょうか。