仕事まみれの日々が続く。 次々に押し寄せる波にあっぷあっぷともがく。 もがいているうちに、どこにいるのか分からなくなる。 松下竜一 潮風の町 を手にとる。 私がもっているのは昭和60年刊行の講談社文庫。 刊行間もなく買ったのだとすると、浪人時代か…
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